ウィンドラスとキャプスタン
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- Written by Gary Renshaw
ウィンドラスとキャプスタンの違いを学ぶ。 木造船はどこへ行ったのか? 何に使われていたのか?
内容
ウィンドラス
ウインチ、特に船舶に搭載されるウインチは、重量物を移動させるための装置である。 一般的に、ウインドラスは水平シリンダー(バレル)の両端をチークで支え、バレルに挿入されたハンドスパイクの回転によって回転させる(後の設計ではクランクで回転させる)。 船ではスリップを防ぐために八角形の形をしているのが普通で、より重い荷重で有利になるようにピニオンとギアシステムで構成されている。 船内のスペースが制限され、1回の引きで1/4回転しか回転させることができないため、重い荷物を積み替える大型船では使用されなくなった。
キャプスタン
キャプスタンは、ロープやケーブルを巻き取るために使用される垂直軸を持つ広い回転円筒である。 元来、これもハンドスパイクで回して操作していたので、キャプスタンは事実上、ウインドラスの垂直バージョンと言える。 後のバージョンでは、同じスピンドル(軸)上に2つのキャプスタンがあり、別々に操作することができた。 キャプスタンの形と大きさはスピンドルの大きさに比例し、18世紀半ばにはメインマストの大きさになった。 これは、模型製作者、特にゼロから製作する人にありがちな罠である。